Jcoat -PVD-
PVD法には、真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティングなどがあります。当社はPVDの最先端をゆくカソードアーク方式のイオンプレーティング装置。また切削工具の分野で実績の高いホローカソード方式のイオンプレーティング装置をそろえて、お客様の多様なニーズにお答えします。
カソードアーク方式イオンプレーティグ装置の特長
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低温処理
250℃~500℃の低温でコーティングします。そのため、熱による材質劣化、歪みがなくなりました。低温焼き戻し鋼への適用や寸法精度が要求されるものにもご好評をいただいております。
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強固な密着性
大きな負荷電圧がかけられるため、処理物に対するイオンの衝突エネルギーが大きくなり、母材への拡散効果増大します。そのため、コーティング膜の密着性は他のPVD法によるそれに比べて、より強固になりました。
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均一な被膜
多数個のプラズマ発生源(エバポレーター)があらゆる方向に設置されているため、複雑な形状の処理物にも均一なコーティングができます。
また、装置は国内最大級の規模のため、大型の部品や長尺の処理物にも対応できます。
・長尺物:最大2.5m ・大径物:φ900mm ・重量:最大1000kg -
複合膜・多層膜が可能
Tin、TiAIN、CnN、プライムコートT、プライムコートC、ヴィーナスコート、マーキュリーコート、アクセル、ジュピター、レポリス
ホローカソード方式イオンプレーティグ装置の特長
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高エネルギープラズマ
450℃~500℃のコーティング温度域。カソードアーク方式に比べ、処理温度が高いものの、高エネルギープラズマを用いるコーティングは、切削工具に適した装置。
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スムースなコーティング
カソードアーク方式に比べ、平滑なコーティングが得られます。
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TiN、TiCN、ルーナス、フォージスコーティング
切削工具に実績のあるTiN、TiCN、ルーナス、フォージスコーティングの主力コーティング装置です。多くの工具メーカーで用いられているタイプです。
その他の表面改質処理
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メタルコート
湿式めっきでは不可能な分野への応用。
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複合表面処理
素材表面改質とコーティング膜との複合効果。例えば、窒化+PVD、WPC+PVD、イオンプレーティング+スパッタリング、湿式めっき+PVDなど。
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膜剥離サービス
鉄系基材では、素材の変質なく剥離可能。超硬基材の場合は別途ご相談下さい。
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再研磨・再コーティングサービス
ご使用になった工具を再研磨、再コーティングを一貫して行います。生産コスト削減に。